@article{oai:narasaho-c.repo.nii.ac.jp:00000018, author = {キャンベル, 久美子 and Campbell, Kumiko}, issue = {21}, journal = {奈良佐保短期大学研究紀要, Bulletin of Nara Saho College}, month = {Mar}, note = {浪漫派詩人バイロン(George Gordon Byron, 1788-1824),イギリスのみではなくヨーロッパ諸国に名を馳せたバイロンの詩と,同じく浪漫派詩人萩原朔太郎(1886-1942)の詩を取りあげる.朔太郎は『月に吠える』(1917)の序において,詩について語る.「詩本来の目的は寧ろそれらのものを通じて,人心の内部に顫動する所の感情そのものの本質を凝視し,かつ感情をさかんに流露させること」であり,「人間の言葉で説明することが出来ないものまでも説明」し,「詩は言葉以上の言葉である」と.かくある詩の世界を一つの基準に当てる.近世から近代に移行していく社会変動の時代,産業・社会の構造が激変するその激動の時代を生きる.一方にJanuary 22nd 1824. Messolonghi.`On This Day I Complete My Thirty-Sixth Year.'ギリシャ独立戦争支援途上の詩があり,他方に「日清戦争異聞(原田重吉の夢)」(1935)の作品もある等々,背景として持つものの共通項も少なくない,イギリスの浪漫詩人バイロンと日本の浪漫詩人萩原朔太郎の詩の性格を比較検討することとする., 論文}, pages = {1--11}, title = {バイロンと朔太郎の詩の世界 : アポロ的ロマンとディオニュソス的浪漫}, year = {2013}, yomi = {キャンベル, クミコ} }